FabLab SENDAI – FLATでは、自分に合ったデジタルテクノロジーとの付き合い方や使い方を見つけるためのレクチャーシリーズ『TOPPING』を開催します。自分のやりたいことをソフトウェアやマシンの機能に無理やり合わせるのではなく、興味や好奇心を起点としてテクノロジーと付き合っていく。その一歩を踏み出すための短期集中型オンライン講座です。
〈『TOPPING』についてはこちら:https://fablabsendai-flat.com/2020/08/08/topping_info/〉
様々なデジタルテクノロジーを学習できるメインクラスは、5つのコースで構成されています。
今回は、『Generating Sound by Digital:デジタルテクノロジーによる音楽の生成コース』の内容を詳しくご紹介します。
なにを学べるの?
『Generating Sound by Digital』コースでは、プログラミング環境「SonicPi(ソニックパイ)」でのプログラミングによる音や音楽の生成方法と、音声編集ソフトウェア「Audacity(オーダシティ)」を用いた基礎的な音楽の編集方法を学びます。
SonicPiとは?
誰でも無料で使用できる、オープンソースのプログラミング環境です。音を作ることを通して、プログラミングの概念を学ぶことができます。楽器や音符が読めなくても、カノンのようなクラシックからダブステップのような現代的なスタイルまで、幅広いジャンルの音楽をプログラミングして作曲することが可能です。
SonicPiでのプログラム記述〜演奏までのデモ映像がこちら。
SonicPiの活用事例
SonicPi開発者のSamAaronさんのライブ映像がこちらです。
SonicPiでは、音楽を再生をしながらプログラムをその場で書き換えたり追加していくという、ライブコーディングをすることができます。
また、FLATで以前実施したプログラミングワークショップでは、SonicPiに加えてTouchDesignerというソフトウェアを使用して作品制作を行い、成果発表会としてライブイベントを開催しました。
https://fablabsendai-flat.com/2018/04/14/sonic-de-code-01/
普段から音楽を制作しているという参加者は数名ほどでしたが、非常に多様な作品が生まれました。
Audacityとは?
無料の音声編集ソフトウェアで、音声の切り出しや音声の合成、エフェクト処理などを手軽に行うことができます。
Audacityでの音声編集例(ピッチの変更)のデモ映像がこちら。(英語)
音声の編集だけでなく録音もできるので、動画等へのナレーション作成にも使用可能です。
プログラミング初心者の方にお勧めのコースです。「パソコンにあまり慣れていない…」という初心者の方も大歓迎ですので、これから新しいことにチャレンジしたい方、ご自身の作品の幅を広げたいという方はぜひご参加ください!
〈お申し込み方法等はこちら:https://fablabsendai-flat.com/2020/08/08/topping_info/〉