Advent Calendar(アドベントカレンダー)は、クリスマスまでの日数を数えるために使用されるカレンダーです。
FabLab SENDAI – FLATではこれに倣って、クリスマスシーズンになると色んな方法で毎日1つ数字を作ってきました。
(2019年の作品はこちら)(2020年の作品はこちら)(2021年の作品はこちら)
今年は、第4回目のアドベントカレンダーチャレンジ!12/25まで、さまざまな作り手に参加してもらい数字を作っていきます。見事完走すれば100個の数字が作られたことになる記念すべき年に、どんな作品が見られるのでしょうか?
2022年の9日目はこちら ↓
“9” by Yoshihiro Asano
こんにちは、淺野です!
普段はフリーランスのライターとして、ファブ施設やMakerへの取材などを行っています。
去年に引き続き、参戦させてもらったアドベントカレンダー企画。周りの凄腕作品に圧倒されているうちに、締切の時が刻一刻と近づいてきてしまったぞ!
[材料]
・PLAフィラメント
[技術]
・3Dプリンター(CREATOR PRO2)
・TinkerCAD
作り方
今回いただいた数字は「9」。
9… どうしようかな… きゅう…. キュウ…
提出までの時間もないし… どうしよう… きゅう… キュウ… ぴろ… 球…
球(きゅう)?
これを3Dプリントすれば、れっきとした「きゅう」なのでは?
はい、というわけで「きゅう」が完成しました〜!
……と言って終えることもできたかもしれない。
しかし、流石に一点突破すぎるし、
場合によっては二度と笑顔で仙台に行けなくなる。
仏の顔も三度までかもしれない。
ちゃんと今年の「感謝」を伝えられるようなアイテムにしないとダメだ!
そんなわけで、ここからアドベント仕様に変換していきます。
ポンと置かれた球をベースに、ちょっとしたギミックを盛り込んでいきましょう。
そこはかとないデススターっぽさを感じつつ、パーツを全て3Dプリントします。
組み立てると、ひとつめの「球」が完成です。
真ん中をくり抜いて、上から覗いてみると…
腕が変形して、数字の「9」が現れました。
そしてさらにさらに……?
今度はアルファベットの「Q」が登場です!
そんなわけで、球と9とQ、
一粒で三つが揃う「サンキュースフィア」を作ってみました。
「きゅう」を集めて感謝を伝えられるアイテムです。
来年も無事、言葉とものづくりに触れられていたら嬉しいです。
それではみなさん、良いお年を〜!
作者紹介
淺野 義弘
Fab Loveなフリーランスのライターです。
2023年はもっと全国を飛び回りたい!
https://lit.link/asanoQm