UVプリンタでは、CMYKインクの他にホワイトや透明インクのプリントも可能です。
特にホワイトインクは、黒や原色などの色の濃い部分にも綺麗にプリントすることができるなど、非常に応用が利きます。
こんなふうに透明アクリル板にも綺麗にプリントすることができるのですが、1回プリントしただけでは背後の色がやや透けて見ててしまいます。これについては、プリントの回数を増やして厚盛りをすれば簡単に解決可能です。
ただし、手間を省くために『Roland VersaWorks』で「ジョブの設定>プリンタ制御>詳細設定を変更する」という項目を開いて「オーバープリント回数」を2回に設定すると、このように謎の模様が入ってしまいます。
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※UVプリンタメーカーのRoland社の資料にも、以下のような記載がありました。※
インク濃度を上げてより色濃く印刷したい場合は、
以下のようにRoland VersaWorks上の設定を変更していわゆる二度打ち、三度打ちすることができます。
ただし、通常のプロファイルでこの設定を行うと通常の倍以上のインク量で印刷されることになり、
データによっては対象メディアのインク受容量を超えて 印刷されるため、
インクが滲んで画質が著しく損なわれる場合があります。
またインクの乾きも悪くなるため、巻き取り装置の使用やメディアの加工の際も十分注意する必要があります。
(引用元:https://www2.rolanddg.co.jp/support/color/common/rvw_overprint.pdf)
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そのため、綺麗に仕上げたい場合にはオーバープリント回数を増やすのではなく、印刷回数を増やしたほうが良いようです。
(例:オーバープリント回数を2回に設定するのではなく、オーバプリント回数を1回に設定して2回同じデータをプリントする。)
時間はかかってしまいますが、印刷回数を増やした方が仕上がりは非常に美しくなります。
ラボでサンプルをご覧いただけますので、ご興味のある方はスタッフまでお気軽にお声がけください!