どうもスタッフ大網です。
早いもので2017年ですね。
少し遅れてしまいましたが昨年12月のはじめに行われたDIYそしてDIWO(Do It With Others)のお祭りであるOgaki Mini Maker Faire 2016(以下、OMMF2016)にFLATもちゃっかり参加してきました。今回はワークショップではなく展示メインで参加ということで、実は10月の終わりごろからOMMF2016へ向けて工房で作品制作を続けてきました。そして完成した物がこちらです↓
セルフ応援マシン『ESTEEMAN(エスティーマン)』
早速、本マシンが稼働する様をご覧ください。
…ESTEEMAN最大の特徴ともいうべき電気を使わず稼働するエコロジーさ感じていただけたかなと思います。
更に本マシンのディテールを見ていきましょう。
このマシンを動かすためのハンドルの取っ手は真鍮製、そしてボディにはFLATの十八番マテリアルこと“拭き漆MDF”を使用したシックな仕上がりとなっております。今回の製作テーマである“脱プロトタイプ感”を体現したカチッとした出来になったのではないでしょうか?
ボディのつなぎ目は、レーザーカットにありがちなフィンガージョイントではなく断面を45°にカットし貼り合わせました。この角度でパーツを切り出すために、まずレーザーカッタでパーツを45°で固定するための治具を作ったのは良い思い出です。
ボディ内部の機構部分は、歯車/カム機構好き御用達のウェブサイト507 MECHANICAL MOVEMENTSを参考にして、こつこつと開発。また材料には触っても指紋の目立たないくもりアクリルを採用しました。
可動部分やヒンジ、そして旗を持つ手は3Dプリンタにて出力しました。単一のマシンだけでなく、複数のマシンを組み合わせることでより複雑なものが作れるようになります。
….いかがでしたでしょうか?データにミスがあって素材を無駄にした時、試作がうまく行かなかった時、徹夜決定の時、そっとESTEEMANのハンドルをそっと回して、是非応援されてみましょう。
万が一、他の誰かがESTEEMANを使っていても遠慮しなくて大丈夫!
そんなこともあろうかと4台製作済みです!
工房で触るだけでは物足りない、自分専用機を作って持って帰りたいという方には設計図と各種データお譲り致しますのでお声がけくださいね!ではでは!