こんにちは、スタッフますだです。
2015年8月9日(日)に塩竈市杉村惇美術館さんで『乾漆 浦戸の海(かんしつ うらとのうみ)ブローチ ワークショップ』を行ないましたので、その様子をレポートいたします。

<塩竈市杉村惇美術館とは>
塩竈市公民館本町分室の一部を改修し、2014年11月23日に開館しました。塩竈ゆかりの洋画家・杉村惇画伯の作品を常設展示する他、文化芸術活動の発信拠点として広く市民の方に愛されている美術館です。館内ではほかにも、キャンバスや画材として集められたランプなどで画伯のアトリエが再現されていたり、様々な企画展示やワークショップも開催されています。

<乾漆とは>
https://fablabsendai-flat.com/urushi_project_1/

今回は美術館2Fにあるサロンをお借りし、20名を超える参加者のみなさんと一緒に乾漆浦戸の海ブローチをつくりました!

遠くに海を見渡すことができる眺めの良いサロンが今回の会場でした。

ワークショップの流れはとてもシンプルです。土台となる拭き漆仕上げのパーツに合わせて、好きな色や形の乾漆パーツを貼り付けていきます。今回は塩竈市にある浦戸諸島の海・『浦戸の海』をテーマにしていたので、深みのある青色の乾漆パーツもご用意させていただきました。

1時間という時間制限の中で、みなさん頭を悩ませながらデザインを固めていきます。ひとつアイディアを出してはデジタルカメラで撮影して記録していくという方もいらっしゃいました。色もかたちも豊富にあるので、こればかりは何時間あっても足りないとのことでした。

また、今回はお子さんの参加も多かった気がします。幼稚園児や小学生も、パズルのピースを嵌めるように「あの色がいい」「この色がきれい」と楽しそうに組み合わせをつくっていたのが印象的です。

ワークショップの様子については、写真共有サイト「Flickr」にアップロードいたしましたのでぜひそちらをご覧ください。
https://flic.kr/s/aHski4gRke

all_collection

前回同様、わたしたちが想像していた以上に今回もさまざまなデザインのブローチが完成しました。こうしてずらりと並べてみると、ベースが同じにもかかわらず、作った方の個性が滲み出てくる素敵な作品ばかりです。

ワークショップにご参加いただいたみなさん、塩竈市杉村美術館のみなさん、本当にありがとうございました(´▽`)