こんにちは、スタッフ小野寺です!
昨日、FabLab SENDAIに新たな加工用機材が導入されました。
それがこちらのオーブントースターです!
「なぜトースター?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これを使うことでアクリル板の加工の幅がとても広がるんです。レーザーで加工したアクリル板をトースターで加熱すると柔らかくなるので、好きなかたちに固定して冷やすと形状が安定します。
手順はたったこれだけです。1000wのオーブントースターを使い、2mm厚のアクリル板でおよそ30秒ほど加熱しました。加熱したアクリル板や、オーブントースター本体は大変熱くなっているので、必ず軍手をして作業をしてください。また、アクリル板は加熱しすぎると気泡が発生してしまうので注意が必要です。
今回は、これを使ってどんなことができるか、実験を兼ねてサンプル作品をたくさんつくってみました!
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まずは指輪です。台座をつくって他のパーツをのせても良いかもしれません。
うなぎを切り出して巻いてみました。ヘビや芋虫などの細長い生き物でも応用できそうですね!
指輪を拡大してブレスレットにしたものと、真ん中を折り畳んで固定し作ったリボンを組み合わせてこんなブレスレットをつくってみました!お子さんに喜ばれそうですね。
ちなみに、リボンの上にのっているダイヤモンド型のパーツは、アクリルミラーに彫刻をし、ピンク色に染色したものです。アクリル板の染色方法については次回ご紹介します!
ペーパーレースのような形にカットしたものを加熱し、柔らかいうちに器に押し当てることで、雑貨屋さんで売っていそうなお皿ができました!中心に穴を空けて重ねていくことで、アクセサリートレーを作ることもできそうですね。
熊のかたちにカットしたアクリル板を使ってこんなものもできました。顔のパーツは黒いアクリル板で別につくってはめ込んでいます。(アクリサンデーで接着をした後に、やすりをかけて表面をなめらかにしました。)腕の長さやカーブの大きさを変えることで、カップホルダーやペン立てなど様々なものになりそうですね!
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今回つくったサンプル作品は、FabLab SENDAI – FLATにて全てご覧いただけます。もちろん、オーブントースターもご利用頂けますので、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね!