今年の7月より実施してきた「自由研究会|Independent Research Club」のオンライン発表会を開催します!

仙台を中心に、様々な分野の自由研究者が集まり、これまで取り組んできたことや今後の展望などをご紹介。
当日のリアルタイム視聴用URLは、FabLab SENDAIのTwitterとFacebookでご案内するほか、
録画&編集したものも後日公開予定です。

各分野にご興味のある方はもちろん、様々な知識に触れてみたいという方もお気軽にご参加ください!

 


[日時]
2021年10月16日(土)10:00〜11:30予定

[発表タイトル及び順番](各発表5分/質疑4分程度)
1. 新谷 裕之 さん「シンプル集音器(SSK)(格安の器の開発)」
2. かわしまのへや さん「遠心流風車の増速排風利用」
3. 水車おじさん「僕と水車と西会津」
4. 加藤 昌和 さん「天気瓶の実用性の研究」
5. ばっしぃ さん「賃貸DIYにおける繊維強化プラスチック(FRP)代替材料の検討」
6. UVプリントクラブ「UVプリンタでいろいろ試してみました」
7.小野寺「ご当地レンジャーキーホルダーを今一度見直す」
※各研究内容の詳細は本ページ下部に記載しています。

[リアルタイム配信URL]
開催当日にTwitterとFacebookでご案内します。
FabLab SENDAI Twitter:https://twitter.com/FLAT_Sendai
FabLab SENDAI Facebook:https://www.facebook.com/FabLabSENDAI.FLAT/

[参加費]
無料(Youtubeにて配信予定/途中入退出OK)

 


[発表内容詳細]

1. 「シンプル集音器(SSK)(格安の器の開発)」

研究者:新谷 裕之さん
ファブ・リハステーション 名取 (エムツー訪問看護ステーションらふる名取内) 作業療法士)
概要:難聴者は多いが、現状の補聴器は、医療機器の為資格者のみが扱え更に高価でもある為所有維持する事は大変である。今年のFabLabの自由研究では資格不要、調整・修理が簡単、且つ安価な補聴器の開発を目指した。

 

2. 「遠心流風車の増速排風利用」

研究者:かわしまのへや さん(アクティバイセス 代表)
概要:風力発電の発電量を増加させる研究。遠心流タービンの排気風速が増加するとの仮説にて直後にサブタービンを付加し、排風を捉えて有効利用する構成。3D プリンタ製プロトモデルに扇風機送風し、データ計測にて検証。

 

3. 「僕と水車と西会津」

研究者:水車おじさん(水車村 土木建設部 主査)
概要:太陽光発電に代表される再生可能エネルギーは、脱炭素社会の実現を目指す上で必要不可欠であるが、太陽光発電以外の発電方法は普及が進んでいない。
山間部の多い日本では、水力発電、特に小規模な河川を利用した小水力発電の開発余地があるとされている。
自身の電力需要を太陽光発電のみで賄う生活を試行する知人の依頼により、夜間及び冬季の電力需要を補うことを目的として、福島県西会津町で小水力発電に取り組んだ顛末を報告する。

 

4. 「天気瓶の実用性の研究」
研究者:加藤 昌和 さん(Fab Nomad)
概要:天気瓶は、19世紀頃に実用されていたシンプルな気象予報器具ではあるが、視覚的な感覚に依存した曖昧な部分があり、現在は単なるインテリアと考えられている。本研究では、その精度を上げる方法を検討する。

 

5. 「賃貸DIYにおける繊維強化プラスチック(FRP)代替材料の検討」

研究者:ばっしぃさん(basshie studio ひとり工房長)
概要:FRPは強度、造形自由度からDIYに適した素材と考える。一方で加工時の有機臭、粉塵対策が必要であり賃貸環境でそれを行うことは難しい。賃貸環境でも強度、造形自由度が確保できるFRPライクな素材を検討する。

 

6. 「UVプリンタでいろいろ試してみました」

研究者:UVプリントクラブ
井黒恵美さん(FabLab Setagaya at IID, FabLab みなとみらい)/土山俊樹さん(ファブラボ栗山β)
ばっしぃさん(basshie studio ひとり工房長)/小野寺(FabLab SENDAI – FLAT)
概要:レーザーカッターや3Dプリンタなどのデジタルファブリケーションマシンに比べ、まだ深掘りしきれていないUVプリンタ。本クラブでは、UVプリンタと多角的に向き合いながら、新しい活用方法を探ってみました。

 

7.「ご当地レンジャーキーホルダーを今一度見直す」

研究者:小野寺(FabLab SENDAI – FLAT)
概要:2005〜2010年頃に、土産店やSA、PAで売られていた「ご当地レンジャーキーホルダー」をご存知でしょうか?この商品を今一度見つめ直し、新たなレンジャーキーホルダーの創出を目指しました。