塩竈市杉村惇美術館さんと共催で行っている乾漆ブローチワークショップ。
様々な形状にカットされた乾漆ピースを組み合わせて、今回は「松島湾の雪景色ブローチ」をつくります。
松に降り積もる雪化粧、冬の青色をした松島湾、季節の彩りをブローチに織り込みます。 乾漆ブローチは、手で触れることによって艶が増したり、時間が経つにつれて色がより鮮やかになっていくという経年変化を楽しむことができます。
「松島湾の雪景色ブローチ」ワークショップは、2016年2月にも実施されました。その際に生まれたのはこんな作品たちです。(今回使用するものとは若干パーツの色が異なる可能性がございます。予めご了承ください。)
日時:
2019年2月9日(土)
11時〜12時(受付11時45分まで)
14時〜15時(受付14時45分まで)
場所:
塩竈市杉村惇美術館2階サロン
参加費:
1,500円(観覧料 + 材料費)
※メンバーシップ、中学生以下 1,300円
※展覧会をご覧いただけます。
※パーツを追加で購入することができます。
【各回定員10名/要事前予約】
お申し込み方法については下記のページをご参照ください。
http://sugimurajun.shiomo.jp/archives/4900
「乾漆シート」とは
寒冷紗という布を漆で塗り固めるという伝統技法によって作られた板状素材で、宮城大学デザイン情報学科土岐謙次氏と株式会社郷自然工房佐藤和也氏によって開発・制作されています。漆に顔料を加えて色づけをすることにより、伝統的な朱色や黒色だけでなく翠や青などといったカラーバリエーションを持たせることができます。厚みは1mmほどしかありませんが、非常に強固な素材です。はさみやカッターでの切断は困難ですが、レーザーカッターを使用することで、簡単に思い通りの形状にカットすることが可能になります。