はじめまして
先月よりインターンをしているタカハシ ユウタです。
11月よりフィリピンのFabLabを運営することになっているので、そのトレーニングとして、インターンさせてもらってます。
先日はFAN1(FabLab Asia Networkー5/2〜5/7)へ参加してきました。
自己紹介がてらFAN1のレポートをします。
フィリピンには4月25日〜5月11日までの2週間いました。
行きは24日の夜行バスで仙台を出て、25日のお昼に日本を出発し、成田空港→マニラ→セブ→ボホール島という行程で26日の夕方につきました。次の日からFabLabで準備を手伝う予定だったので、朝からFabLabに行ったのですが、開始1週間前にも関わらず、内装が終わってない。梱包されたままの機材があるなど、驚きの光景が広がってました。
「一週間後には大統領がくるのに、、、どうなってるんだ」というのが、僕のフィリピン人の仕事に対しての衝撃でした。
↑看板を設置しているところです。
1週間、様々なトラブルがありましたが、多くの方に助けていただき、内装、エアコン、機材のセットアップ、ぎりぎりまでかかりましたが、なんとか間に合わせることができました。
1日目は大統領が視察に来ました。物々しいセキュリティーの中で、FabLab内をご覧になっていかれました。そのあと式典会場にて市長、州知事、学長(FabLabは大学内にある)、大統領がスピーチされました。私の英語力では何を言っているのかは、しっかりとはわかりませんでしたが、期待されていることはわかりました。
2日目から4日目は午前中はプレゼン、午後は素材、パッケージ、3Dモデリング、アルディーノのワークショップ、17時以降は各自で好きな物を作ったり、午前中とは違うプレゼンをしたりして、自由ながらも様々な意見や、ものづくりがされていて、たのしかったです。
素材のワークショップでは、フィリピンならではの素材ということで、プラスチックワークショップ、バナナペーパーワークショップ、アルミニウムワークショップが行われました。その土地によって、違う環境、社会、素材をうまく使って、人の役に立つ物を作って行くのが、FabLabの一つの多くな目的なのかなと今回の滞在で感じました。
↑大量に廃棄されているビニール袋を溶かして圧着してプラスチックボードにするワークショップです。
↑バナナの茎の繊維を漉いて紙にするワークショップです。
↑空きアルミ缶を溶かしてインゴットにするワークショップです。
最終の5日目はバスに乗って、観光地や、工場、ゴミ山へ行きました。ただの楽しいツアーではなく、働いてる人の姿から、楽しさや、大変さが感じられ、これから自分たちが何をしなければいけないかを教えられたような気がしました。
秋からはフィリピンのFabLabを運営する側に回るため、今トレーニングをしています!右も左もわからず、周りの方に迷惑をかけるとは思いますが、がんばってまいりますので、ぜひともよろしくお願いします!