fabacademy

“ほぼなんでも作る方法”を学ぶための通信講座ファブアカデミーへの参加申込みが今月末で〆切を迎えます。
昨年はFLATからオノデラが受講しました。その様子は以下のリンクからどうぞ。

– 【小野寺のファブアカデ道/Week01〜03】デジタルファブリケーションの基礎をもう一度

– 【小野寺のファブアカデ道/Week04〜06】はじめての回路設計は山あり谷あり

− 【小野寺のファブアカデ道/Week07〜10】漆と回路と不思議マシン

− 【小野寺のファブアカデ道/Week11〜14】飴と鞭の4週間

− 【小野寺のファブアカデ道/Week15〜18】書いて削って考えて

− 【小野寺のファブアカデ道/FINAL PROJECT】ものを作るための素材を作るための道具を作るための道具を作る

以下、ファブアカデミー、そして全世界のFabLabネットワークを運営するFab Foundationからのメッセージを転載します。

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全世界90ヶ所のラボを同時に繋ぎ、デジタルファブリケーションの基礎と応用を網羅する先進的な教育プログラム、ファブアカデミー(Fab Academy)の新学期が2017年1月から始まります。今年もMIT(マサチューセッツ工科大学)の物理学者として名高いニール・ガーシェンフェルド教授が再び教壇に立ち、いままでの製造の常識をひっくり返す授業を担当します。
来年1月、世界中に点在する約300人の学生達に最初に投げかけられる問題は、『もしほとんど何でも自分で作ることができるとした何を作りたいか?』そしてこれが自分が作りたい物の設計から制作の方法までを学ぶハラハラするような20週間の始まりです。ようこそファブアカデミーへ!
アラスカのAM6:00、ボストンのAM9:00、ヨーロッパのPM3:00、ニュージーランドのAM4:00、そして日本ではPM11:00、ファブアカデミー期間中の毎週水曜日、世界同時刻の三時間はラボにとってかけがえのないものになります。この時間、各地のファブラボ(デジタル工作機器を備えた工房)には少人数の学生達が集い、ビデオ会議システムによってライブ配信されるニール・ガーシェンフェルド教授の上級特別クラスに参加します。授業のテーマは毎週変わります。例えば、CAD、プロジェクトマネジメント、電子回路、プログラミング、コンポジット、3Dプリンティング、レーザーカッティング、インターフェースデザインなどなど、ハードウェアスタートアップを始めるため、またはファブラボを設立するため、もしくはファブアカデミーのインストラクターになるため、あるいはその全部を行うために必要な知識すべてです。これをこなすには、毎週の課題とファイナルプロジェクトを達成し、それを記録する時間を確保する必要があります。簡単なことではありませんが、現地のラボのインストラクターのサポートと同級生との協力があります。ファブアカデミーは分散型教育システムなので、講義や講師のみが一方的に教えるのではなく、ときには多種多様なバックグラウンドを持つ学生達も教える立場となり、専門知識と技能を分かち合い共創的な環境を作り上げていきます。このように沢山の人にとって人生観を変えうる授業でもあるのです。
ファブアカデミーの受講料は5000 USドル/ユーロであり、これは全体のプログラム運営費と参加ラボの補助費として平等に分配されます。
ファブアカデミーはThe Academany of Almost Anything (The Academanyとも呼ばれる)によって運営されるプログラムの1つです。他のプログラムとしては、ジョージ•チャーチ(ハーバード大学)と優秀な講師陣による、第二期が実施中の遺伝と合成生物に関するバイオロジーのコースBio Academy(ほぼなんでも育てる方法を教える講座)。そして準備中の教育プログラムとしては、オラファー・エリアソンが担当するWhy to Make (almost) Anything(ほぼあらゆるものを作る理由)とMITのナディア•ピーク博士によるMachine that Make(作るためのマシンの作り方)が控えています。
Links
Fab Academy: http://fabacademy.org
Bio Academy: http://bio.academany.org
Academany: http://academany.org

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もし、FabLab SENDAIからファブアカデミー受講希望の方はスタッフ大網までご連絡下さい。

担当者:大網
メールアドレス:info@flatjp.com
電話番号:022-797-5384
※ファブアカデミー受講には、詳細についての話し合いと面接が必要になります。