せんだいメディアテークのプロジェクト「アートノード」のトークシリーズ。今回のゲストは、静岡県浜松市を拠点として活動するフリーランスエンジニアの廣瀬悠一さんです。

廣瀬さんは、3次元データから中身の詰まった立体物を編む手法「ソリッド編み」を大学時代に考案。現在は、それを自動化する機械「ソリッド編み機」の開発に取り組んでいます。

普段は、誰もが思ったものを形にできる市民工房「ファブラボ浜松 / TAKE-SPACE」や、浜松の文化芸術拠点である「鴨江アートセンター」を活動の場としていましたが、新型コロナウイルス感染症の流行に伴ってスペースの利用が一時困難となり、自宅での作業が中心に。それまでは、周りで他のアーティストが制作をしているという環境で活動していましたが、それができなくなったことで、人とつながりを持ちながらものづくりを行うことがいかに重要であるかを実感したそうです。

今回は、「ソリッド編み機」の実機を交えた開発プロセスについてはもちろん、エンジニアリングをベースとした自身の思考や、コロナ禍で実感した“誰かと同じ空間でものづくりを行うこと”の必要性についてお話を伺っていきます。また、当日は「ソリッド編み機」をお持ちいただき、作品についての詳しい説明やデモンストレーションを行っていただくほか、FabLab SENDAI – FLATにて「ソリッド編み機」の公開制作を行う予定です。

▼イベントページはこちら▼
https://artnode.smt.jp/event/20201127_8448


ゲスト

廣瀬 悠一 /ひろせ ゆういち
1990年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学田中浩也研究室にてデジタル・ファブリケーションに関する研究を行う。
修士課程修了後、ローランド ディー.ジー.株式会社でメカエンジニアとして3D切削機等の開発に携わったのちに退職。
現在はフリーランスの研究者として、3Dデータから中身の詰まった立体物を編む機械「ソリッド編み機」を開発中。
2018年度総務省異能vation破壊的な挑戦部門採択、2019年度IPA未踏アドバンスト事業採択、
2019年度浜松市鴨江アートセンターアーティスト・イン・レジデンス賞受賞 。
・ソリッド編み動画:https://www.youtube.com/watch?v=nIUCwp3ymTM
・ソリッド編み機に関するインタビュー記事:https://innouvators.com/ja/article/10242/


日時
2020年12月19日(土)10:30〜12:00

参加費
無料

定員
10名(先着順/要予約)

会場
FabLab SENDAI – FLAT(仙台市青葉区一番町2-2-8 IKIビル4F-1)

申し込み方法
info@flatjp.comへ、以下の情報をお送りください。
(1) 参加者氏名(必須)
(2) 参加人数(必須)
(3) 連絡のとれる電話番号(必須)
(4) 職業または興味のある事柄(必須)

新型コロナウイルスの感染予防対策について
・会場では手指消毒用アルコールを設置するなど、感染防止に取り組んでおります。
・マスク着用、手指の消毒、咳エチケット、三密の回避にご協力ください。
・当日熱のある方、体調のすぐれない方は、ご来室をお控えください。
・新型コロナウイルスの感染予防対策につき、予定を変更させていただく場合がございますこと、
あらかじめご了承ください。最新情報はウェブサイトやSNSにて告知いたします。

このトークに関するお申し込み・お問い合わせ
お申込先:FabLab SENDAI – FLAT(担当:小野寺)
MAIL:info@flatjp.com
TEL:022-797-5384(水・金・土 10:00〜20:00のみ受付)

「アートノード」とは
2016年度よりスタートした「せんだい・アート・ノード・プロジェクト」の略称です。
「優れたアーティストのユニークな視点と仕事」と、地域の「人材、資源、課題」をつなぐ、
せんだいメディアテークのプロジェクトです。https://artnode.smt.jp/

企画運営:FabLab SENDAI – FLAT
主催:せんだいメディアテーク(公益財団法人 仙台市市民文化事業団)