FabLab SENDAI – FLATでは、自分に合ったデジタルテクノロジーとの付き合い方や使い方を見つけるためのレクチャーシリーズ『TOPPING』を開催します。自分のやりたいことをソフトウェアやマシンの機能に無理やり合わせるのではなく、興味や好奇心を起点としてテクノロジーと付き合っていく。その一歩を踏み出すための短期集中型オンライン講座です。
〈『TOPPING』についてはこちら:https://fablabsendai-flat.com/2020/08/08/topping_info/

様々なデジタルテクノロジーを学習できるメインクラスは、5つのコースで構成されています。
今回は、『Drawing by Digital:デジタルテクノロジーによる描画コース』の内容を詳しくご紹介します。


なにを学べるの?

『Drawing by Digital』コースでは、ビジュアルデザインのためのプログラミング言語・開発環境「Processing(プロセッシング)」を使い、プログラミングによるグラフィックの描画を学びます。また、授業で作成したグラフィックを用い、 UVプリンタやレーザーカッター等のデジタル工作機器での素材加工実験も行う予定です。(スタッフが加工し、後日参加者へお渡しします。)

Processingとは?

工学分野だけでなく、アーテイストやデザイナーなど様々なジャンルの人々に、プログラミングを“道具”として使ってもらえるよう開発されたソフトウェア。無料で利用することができ、ビギナーから上級者まで幅広いレベルに対応した機能を備えています。

Processing公式の紹介映像がこちら。様々な活用事例が紹介されています。

指定した画面内に線や塗り潰しを用いたグラフィックを描くことはもちろん、音楽に合わせて変化する映像や、3Dプリンタ用の3Dモデルを自動生成するソフトウェアなど、アイデア次第で様々なものを作ることができます。

 

Processingの活用事例

FabLab SENDAI – FLATで過去に行ったProcessingに関する講義の様子はこちら。
http://fablabsendai-flat.com/2017/05/14/tuad-vj-2016/
ここでは、音楽に合わせて変化するグラフィックを作成するという課題に取り組みました。

また、詩を書くように自由にコードで自己表現するデイリーコーディングを提唱、実践している高尾俊介さん(甲南女子大学メディア表現学科講師)による作品集がこちら。
https://www.openprocessing.org/user/6533
いつまででも眺めていられるほど、様々なジャンルの作品が並んでいます。高尾さんには、ご自身の作品制作やデジタル技術との関わり方についてインタビューをさせていただきました。現在映像を編集中ですので、公開をどうぞお楽しみに!

こちらのウェブサイトでも、世界各国のProcessingユーザーによる作品が公開されていますのでせひご覧ください!
https://www.openprocessing.org/


 

初めてプログラミングを学ぶ方や、「絵を描くことは苦手だけど、何か美しいグラフィックを作成してみたい」という方にお勧めのコースです。「パソコンにあまり慣れていない…」という初心者の方も大歓迎ですので、これから新しいことにチャレンジしたい方、ご自身の作品の幅を広げたいという方はぜひご参加ください!
〈お申し込み方法等はこちら:https://fablabsendai-flat.com/2020/08/08/topping_info/