1月19日(土)に2019年最初の『速攻やろう!Aチーム』を開催しました!

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速攻やろう!Aチームとは、『誰かの悩みや困りごとに対する“解決の糸口”を、みんなのスキルを持ち寄って“短時間”で見つけ出す』ためのプロジェクトです。

▼プロジェクトの詳細はこちら▼
https://fablabsendai-flat.com/2018/08/24/sokko_yaro_ateam/
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今回のお題は、『100円円ライターを、もっと少ないチカラで安全に使えたらいいです。』。最近のライターはチャイルドロックがついているので、ボタンが固いんですよね。

早速、1人ずつ自分の選んだ箱の中身を確認することからスタート!
箱の中には、アイデアのヒントとなるような様々な素材が入っており、ここから考えを膨らませていきます。

それぞれ気になった素材の形を元に、試作のアイデアを紙に書いていきます。言葉で話すよりも図で書いたほうが、アイデアの良いところや解決しなきゃいけない欠点が浮き彫りになるので考えが深まりやすいですよね。

今回のAチームでよく使われていたのは”スタイロフォーム”、プロダクトデザインを志す学生やデザイナーさん達の中では一般的な素材ですね。切ったり削ったりすることが簡単にできるため、試作の初期段階で形状を確認するときなんかに重宝します。あとは、建物の断熱材として壁の裏側に貼られてたりします。
皆さんゴリゴリ削って、ライターのケースを作られてました。
アイデア出しから試作品の発表まで、1時間半ほど手を動かし、思いついたアイデアはすぐにスケッチなり、スタイロフォームなりで形にしていきます。雑でも思いが伝わればいい、とにかく速攻野郎Aチーム!

ここからは、できた試作品やアイデアを発表してもらいましょう。
まず最初の方が作ったのは、ボタンを押すのではなくライター全体をテーブルに押し付けることでチャックするというもの。
ケースの形状が押し付けられた時にボタンを押してくれる様になっています。指先だけでなく腕全体の筋力でボタンを押せるようになっています。

次の発表では、ビーダマンのように両親指でケースを押すことで、ケースに固定された紐が引っ張られライターのボタンを押し→着火という方法。一見指の力で押しているように見えるのですが、どちらかというと手首の力を使うため、これまた軽く火がつきました。あと、なんといって手の動作がコロコロ世代にはたまりません。

最後のアイデアは、ライターの胴体をケースで太くする、というシンプルなもの。本当にそれだけで軽くなるのかな?と思い試してみたところ…めちゃ軽かったです!なにこれ!?
どうやら100円ライターの細さは持ち運ぶための携帯性を高めるためのもので、力のいれやすい大きさではではないことが原因のよう。ボタンにも集めの革を当てて面積を大きくしてるところも効いています。

工場にある機械で作りやすい、持ち運びやすい、もしくは力をこめやすいなどなど、モノの形って何を基準にするかで全然変わってくるんだなー、と当たり前のことながら一同納得していました。

さて、今回のAチームはこれで終了。
次回の開催日時きまりましたら本ブログか、FLATのFaceBookページにて告知予定です!
是非、チェックお願いします。それでは!