建築はもとより、プロダクト、ジュエリー、クラフトなど多分野で用いられている3DCADソフトRhinoceros(ライノセラス)とその強力なプラグインであるGrasshopper(グラスホッパー)を基礎から学べる2日間のワークショップを開催します!

3Dデータを作成するための基礎知識に加えて、数式を元にした幾何学的な形状を数値によってコントロールするパラメトリックデザインの基本を学び•体感できるワークショップです。3DプリンタやCNCルータなどのマシンを使うために3Dデータの作りたい方はもちろんの事、新たなスキルとして3Dモデリングを身につけたい方におすすめです!“建築系”と銘打ってはおりますがもちろん他分野からの参加もお待ちしております。


Grasshopperとは?

Rhinoのプラグインの1つであり、これを用いることで、プログラミングのように形状を編集することが可能になります。例えば、通常手作業で行わなければいけないモデリング工程の自動化や後々カスタマイズしやすい形状編集など、ただのプラグインというよりはRhino全体のバージョンアップといっても過言ではない拡張機能です。
根強いファンが多く、Grasshopperを使うために3DCADソフトとしてRhinoを選択するユーザーもいるほどで、現在ではWindowsだけでなくMac版Rhinoでも使用可能になりました。

例としてGrasshopperを用いたプロジェクトを以下で紹介します。

・Polygonal Shelf
ランダムな高さの凹凸を持つ棚の制作にRhinoceros + Grasshopperを使用。各頂点の高さはスライダーバーでリアルタイムに変更することができ、その後加工するためのCNCルーターへのデータ変換もGrasshopperによって行っています。

Producer, Designer
Kyo AKABANE(Generative Idea Flow / ArtDKT)
Designer, Programmer, Fabricator
Ken YAMASHITA(TAB)
Fabricator
Hiroki TOMITA(TAB)
movie
Shunsuke TAKAWO
Yasunori IKEDA
Tomoe OKAZAKI
music
Shinpei UEDA

・Parametric Design with Grasshopper support page
ページリンク
書籍『Parametric Design with Grasshopper』のサポートページです。多種多様なGrasshopperによる造形手法が動画で紹介されています。Grasshopperを学ぶ上でのチュートリアルとしてもおすすめの一冊です。


[日時]
前半 9月17日(日)10:00〜17:00, Rhinocerosの基本的な操作方法とモデリング
後半 9月24日(日)10:00〜17:00. Grasshopperの基本的な操作方法とパラメトリックデザインの基礎

[会場]
FabLab SENDAI – FLAT

[参加費]
学生 ¥12,000- → ¥6,000-
一般 ¥18,000-

[定員]
6名

[注意事項]
– 9月17日、24日の両日参加できる方のみお申し込み下さい
– Rhinocerosインストール済みのPCをご持参ください(Windows版、Mac版どちらでも可。体験版でも大丈夫です)
RhinocerosダウンロードURL (Mac版)
RhinocerosダウンロードURL (Windows版)

[お申込み方法](9月10日 20:00締切)
件名に『9/17-24Rhino+GH入門参加希望』とご記入いただき、
本文に『参加者氏名』・『電話番号』・『メールアドレス』・『参加希望人数』・『一般 or 学生』を明記の上、info@flatjp.comへメールにてお申し込みください。

[お問い合わせ]
FabLab SENDAI – FLAT(担当:大網)
980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町2-2-8 IKIビル4F-1
URL https://fablabsendai-flat.com/
MAIL info@flatjp.com
Tel 022-797-5384(水・金・土 10:00〜20:00のみ受付)


Instructors
大網 拓真
2014年、九州大学大学院芸術工学部デザインストラテジー専攻修了。1年半、オランダとアイスランドにて3Dプリンタやレーザーカッタなどのデジタル工作機械を備え、一般に開放された市民工房FabLabにてインターンシップを経験する。
帰国後は、仙台市内のFabLabであるFabLabSENDAI – FLATにて技術的なサポートや工房の運営を行いつつも、同工房を拠点として企業の試作品開発、大学と連携しての技術開発など設計から製作までを行えるエンジニアとして活動している。
東北芸術工科大学、東北工業大学 非常勤講師
山田 哲也
1987年生まれ。2011年東北大学工学研究科建築・社会環境工学科卒業。2013年同大学院都市・建築学専攻修了。2013年より東北大学せんだいスクール・オブ・デザイン研究員。2015年より東北大学大学院医学系研究科助手(広報担当)。2017年20代で合同会社プロジェクトノード起業。現在同社CEO。
2013年「災害のデータスケープ」でGood Design Award 2013を受賞