神奈川県鎌倉を拠点として活動をしていらっしゃるKULUSKAのお二人をお招きし、『オープンデザインでつくる“革のカードケース”ワークショップ』を開催します!KULUSKAによってデザインされたデータを元に、オリジナルのカードケースをつくってみませんか?

 

◆KULUSKAのお二人より一言

KULUSKAでは、デジタルファブリケーションを利用して簡単に自分のアイデアをかたちに出来るように、デザインをオープンにしています。その場に集まってくださった方々と一緒に、自分のアイデアを話したり、一緒につくる時間を共有することで、デザインがオープンになることでどういったことが起こるのか体験できます。

今回は、カードケースを一緒に作ります。自分に必要な機能や、かたちを考えていただき、作り上げていければと思っています。レーザーカッターで、加工した後は、今度は手仕事の良さを生かして、実際に手縫いでつくりあげていきます。ステッチの色を選んだり、刺繍をしたり、自分だけのカードケースをつくってみましょう。

 

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開催日時:4月29日(火・祝) ①12:30〜/②15:30〜 (所要時間2時間程度)

開催場所:FabLab SENDAI – FLAT

講師:KULUSKA(藤本直紀さん、藤本彩さん)

参加費:6,000円

定員:各回6名

申し込み方法:※材料発注の関係のため、申し込みは4月20日(日)締め切りとなります。

件名に『4月29日(火・祝)ワークショップ参加希望』とご記入いただき、 本文に『参加希望回(① or ②)』・『参加者氏名』・『連絡先電話番号』・『メールアドレス』・『イラストレーターというソフトを使えるかどうか』を明記の上、flat@annolab.comへメールにてお申し込みください。

 

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◆デジタルデータを使った新しい“つくりかた”にトライしてみませんか?

今回はあらかじめKULUSKAさんにカードケースの図面データをご用意いただきます。そこにレーザーカッターで図柄を彫刻するもよし、模様をカットするもよし。オリジナルのカードケースをつくることができるだけでなく、同じデータでも人によって全く違う個性的な仕上がりになるという、オープンデザインの面白さを体感していただけます。

 

 

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◆本革 × レーザーカッター × デジタルデータ

KULUSKAさんには昨年10月にも『オープンデザインの可能性』というテーマで、オープンデザインで作るオリジナル本革スリッパワークショップを行なっていただきました。図面のデジタルデータを利用して本革をレーザー加工し、自分の手でスリッパを組み立てていくというものです。このデータはオープンになっており、世界中で様々な人々がKULUSKAのスリッパをつくることができます。改変することでアイデアの連鎖がデザインによって繋がっていくことも面白さのひとつです。アフリカ(ケニア)では魚の皮を利用して作ったKULUSKAのスリッパを、オバマ大統領のおばあさんにプレゼントしたというエピソードもあります。

 

 

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◆オープンデザインとは?

オープンデザインとは、従来は様々な法律やルールで守られていた「改変することの出来ないデザイン」とは異なり、ある一定のルールの元で誰もが自由にそれを利用し、アイデアを盛り込むことや、改変することが出来るという新たなデザインの枠組みのことです。 モノを作る行程にデジタルデータが利用されるようになったことで、世界中の優れたデザインを共有し、そのデザインに地域の特性や素材や環境を盛り込むこと、使う人に合わせて変えていくことが容易になりました。

 

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当日はAdobe Illustrator、または手描きでオリジナルデータを作成し、レーザーカッターでの加工後、組み立てを行ないます。マシンでの加工だけでなく、実際に自分の手を動かしながら作品をつくりあげていく、というものづくりの面白さを体験していただけます。ぜひご一緒にオリジナルカードケースをつくってみませんか?