先日、東北大学の学生がFLATを利用して研究室内でものづくりコンペを行ってくれました。その審査会の様子です。

 

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全部は紹介しきれないのですが、学生達が作ったものを紹介します。

家の形のプレートを組み合わせて自由に形を変えられる本立てです。

こんど古本市に出店するらしく、そのときに使うことを目的に制作したそうです。

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今回、本に関わる制作が多かったのですが、これは本立てに12ヶ月の目盛りが付いていて、自分が使ったメモ帳をそれを使っていた月の所に立てられるというものです。こうすることで自分の思考の密度が分かる(1月はあまりメモしなかった、5月はメモが多かった、みたいに)という、自分の思考を可視化することができる本立てだそうです。

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これは、ラグビー部の無骨な彼こときんにく君が制作したものです。

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なんとこれは変形し・・・

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このようにいろいろな文具を入れることが出来るボックスです。モダニズム建築をモチーフとしたファンシーな卓上整理棚です。

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これは、既存の棚の肩の部分に宿り木のように引っ掛けて使うアイテムです。

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また、この部品自体を噛み合わせることによって、簡単なモノを置くことが出来る机のような構造体にもなります。

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ギミックとして面白かったのがこの歯車の物体です。

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歯車を回していくと、月〜日までの曜日が歯車の窓から順番に現れるというものだそうです。月〜日の文字は実際の太陽系の位置関係に対応するような位置に現れます。まだ完全には出来ていませんでしたが、これから完成させて行くとのこと。

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FabLabというとついレーザーカッターや3Dプリンタに目がいきがちですが、これは手作業のみで作られたPC&iPod入れかばんです。FabLabだからといって別にファブリケーション機器にこだわる必要は無いんです。

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と、このように十人十色の作品が生み出されていました。これからも継続してものづくりを行っていくそうなので期待大です。